2021.07.27

収穫をひとつひとつ手作業で行う、生産者の思いが詰まった茨城県筑西市下館地区の「館玉ねぎ」

石井食品では2016年より「地域と旬」をテーマにした商品開発に取り組み、全国の地場野菜の生産者と直接取引する循環型地域事業に力を入れています。

今回は茨城県筑西(ちくせい)市下館(しもだて)地区で栽培されている「館玉ねぎ」(やかたたまねぎ)をご紹介します。

(茨城県の北西部に位置する筑西市)

 

【館玉ねぎの特長】

・種まきや収穫は一つひとつ手作業
五行川と小貝川に挟まれており、小石が多い畑のため、機械の導入が難しい土地です。種まきや収穫はひとつひとつ手作業で行っています。

・まるで水風船!パンパンに詰まった水分でみずみずしくジューシーな味わい
スライスすると館玉ねぎから水が湧き出るように出てきます。肉厚で、シャキシャキとした食感が楽しめます。

・シャキシャキとした歯応え!肉に負けない存在感
館玉ねぎは熱を加えても風味が逃げず、ハンバーグの肉に負けない存在感があります。館玉ねぎのシャキシャキとした歯応えが、ハンバーグの柔らかさに加わることで、食感にメリハリが。最後まで飽きのこない美味しさです。

 

(百木田会長)

20歳の頃から約半世紀玉ねぎ栽培を行ってきた、農業一筋の下館玉ねぎ部部会長を務める百木田隆雄さんにお話しを伺いました。

—館玉ねぎの栽培の特徴などはありますか?

玉ねぎは畑の水捌けが良いということが重要になります。下館地区はちょうど栽培に適した土壌なんです。玉ねぎでも米でも、この辺りで作られたものは美味しいですよ。

—やっぱり畑は気候も大事だけど土壌が大切なんですねぇ。そんな恵まれた土壌があるんでしたら、館玉ねぎを栽培する農家さんもたくさんいらっしゃるんですか?

広くていい土壌はあるけど、年々私が作る面積が増えています。農家をやる子供さんがいないんですよね。近所の農家も75歳くらいの人が多くて、本当は昔みたいに若い人とも農業やっていきたいと思っていますよ。

—若い農家さんが増えて「館玉ねぎ」がこれからもずっと、もっとたくさんの人に食べていただけるように石井食品も協力させてください。

 

素材を活かした商品開発で地元を盛り上げる

石井食品では営業所のメンバーが産地を回り、自ら商品開発を手がける文化があります。「館玉ねぎ」を使った商品の開発者である、石川さんにお話しを伺いました。

(イシイの石川さん)

—今年も期間限定で販売される「館玉ねぎ」を使ったハンバーグはどんな商品なんでしょう?

館玉ねぎ自体が風味が強い玉ねぎなんですよね。その風味が強い味を受け止めるにはどっしりとした味のソースがあっているのでデミグラスソースという味付けのハンバーグの商品を作らせていただきました。

 

https://www.youtube.com/embed/grqF2oWKT48?rel=0
(館玉ねぎ紹介動画)

 
生産者と石井食品がタッグを組んで「地域と旬」をお届けするこのプロジェクト。
この時期だけの期間限定商品ですので、地域を応援しながら旬を味わえるこの機会にぜひご賞味ください。

イシイのオンラインストアでは、先行予約を開始しています。

 
茨城筑西市の館玉ねぎを使った ハンバーグ デミグラスソース 5袋(冷蔵品)
大玉で肉厚な館玉ねぎにぴったり、どっしりコクのあるデミグラスソース